マタイによる福音書 24:32-41 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

32. いちじくの木からこの譬を学びなさい。その枝が柔らかになり、葉が出るようになると、夏の近いことがわかる。

33. そのように、すべてこれらのことを見たならば、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。

34. よく聞いておきなさい。これらの事が、ことごとく起るまでは、この時代は滅びることがない。

35. 天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は滅びることがない。

36. その日、その時は、だれも知らない。天の御使たちも、また子も知らない、ただ父だけが知っておられる。

37. 人の子の現れるのも、ちょうどノアの時のようであろう。

38. すなわち、洪水の出る前、ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていた。

39. そして洪水が襲ってきて、いっさいのものをさらって行くまで、彼らは気がつかなかった。人の子の現れるのも、そのようであろう。

40. そのとき、ふたりの者が畑にいると、ひとりは取り去られ、ひとりは取り残されるであろう。

41. ふたりの女がうすをひいていると、ひとりは取り去られ、ひとりは残されるであろう。

マタイによる福音書 24