11. ヨシヤはバビロンへ移されたころ、エコニヤとその兄弟たちとの父となった。
12. バビロンへ移されたのち、エコニヤはサラテルの父となった。サラテルはゾロバベルの父、
13. ゾロバベルはアビウデの父、アビウデはエリヤキムの父、エリヤキムはアゾルの父、
14. アゾルはサドクの父、サドクはアキムの父、アキムはエリウデの父、
15. エリウデはエレアザルの父、エレアザルはマタンの父、マタンはヤコブの父、
16. ヤコブはマリヤの夫ヨセフの父であった。このマリヤからキリストといわれるイエスがお生れになった。
17. だから、アブラハムからダビデまでの代は合わせて十四代、ダビデからバビロンへ移されるまでは十四代、そして、バビロンへ移されてからキリストまでは十四代である。
18. イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたが、まだ一緒にならない前に、聖霊によって身重になった。
19. 夫ヨセフは正しい人であったので、彼女のことが公けになることを好まず、ひそかに離縁しようと決心した。