ヘブル人への手紙 5:7-13 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

7. キリストは、その肉の生活の時には、激しい叫びと涙とをもって、ご自分を死から救う力のあるかたに、祈と願いとをささげ、そして、その深い信仰のゆえに聞きいれられたのである。

8. 彼は御子であられたにもかかわらず、さまざまの苦しみによって従順を学び、

9. そして、全き者とされたので、彼に従順であるすべての人に対して、永遠の救の源となり、

10. 神によって、メルキゼデクに等しい大祭司と、となえられたのである。

11. このことについては、言いたいことがたくさんあるが、あなたがたの耳が鈍くなっているので、それを説き明かすことはむずかしい。

12. あなたがたは、久しい以前からすでに教師となっているはずなのに、もう一度神の言の初歩を、人から手ほどきしてもらわねばならない始末である。あなたがたは堅い食物ではなく、乳を必要としている。

13. すべて乳を飲んでいる者は、幼な子なのだから、義の言葉を味わうことができない。

ヘブル人への手紙 5