ヘブル人への手紙 13:7-16 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

7. 神の言をあなたがたに語った指導者たちのことを、いつも思い起しなさい。彼らの生活の最後を見て、その信仰にならいなさい。

8. イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変ることがない。

9. さまざまな違った教によって、迷わされてはならない。食物によらず、恵みによって、心を強くするがよい。食物によって歩いた者は、益を得ることがなかった。

10. わたしたちには一つの祭壇がある。幕屋で仕えている者たちは、その祭壇の食物をたべる権利はない。

11. なぜなら、大祭司によって罪のためにささげられるけものの血は、聖所のなかに携えて行かれるが、そのからだは、営所の外で焼かれてしまうからである。

12. だから、イエスもまた、ご自分の血で民をきよめるために、門の外で苦難を受けられたのである。

13. したがって、わたしたちも、彼のはずかしめを身に負い、営所の外に出て、みもとに行こうではないか。

14. この地上には、永遠の都はない。きたらんとする都こそ、わたしたちの求めているものである。

15. だから、わたしたちはイエスによって、さんびのいけにえ、すなわち、彼の御名をたたえるくちびるの実を、たえず神にささげようではないか。

16. そして、善を行うことと施しをすることとを、忘れてはいけない。神は、このようないけにえを喜ばれる。

ヘブル人への手紙 13