ヘブル人への手紙 11:14-22 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

14. そう言いあらわすことによって、彼らがふるさとを求めていることを示している。

15. もしその出てきた所のことを考えていたなら、帰る機会はあったであろう。

16. しかし実際、彼らが望んでいたのは、もっと良い、天にあるふるさとであった。だから神は、彼らの神と呼ばれても、それを恥とはされなかった。事実、神は彼らのために、都を用意されていたのである。

17. 信仰によって、アブラハムは、試錬を受けたとき、イサクをささげた。すなわち、約束を受けていた彼が、そのひとり子をささげたのである。

18. この子については、「イサクから出る者が、あなたの子孫と呼ばれるであろう」と言われていたのであった。

19. 彼は、神が死人の中から人をよみがえらせる力がある、と信じていたのである。だから彼は、いわば、イサクを生きかえして渡されたわけである。

20. 信仰によって、イサクは、きたるべきことについて、ヤコブとエサウとを祝福した。

21. 信仰によって、ヤコブは死のまぎわに、ヨセフの子らをひとりびとり祝福し、そしてそのつえのかしらによりかかって礼拝した。

22. 信仰によって、ヨセフはその臨終に、イスラエルの子らの出て行くことを思い、自分の骨のことについてさしずした。

ヘブル人への手紙 11