ピリピ人への手紙 1:2-14 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

2. わたしたちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安とが、あなたがたにあるように。

3. わたしはあなたがたを思うたびごとに、わたしの神に感謝し、

4. あなたがた一同のために祈るとき、いつも喜びをもって祈り、

5. あなたがたが最初の日から今日に至るまで、福音にあずかっていることを感謝している。

6. そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、確信している。

7. わたしが、あなたがた一同のために、そう考えるのは当然である。それは、わたしが獄に捕われている時にも、福音を弁明し立証する時にも、あなたがたをみな、共に恵みにあずかる者として、わたしの心に深く留めているからである。

8. わたしがキリスト・イエスの熱愛をもって、どんなに深くあなたがた一同を思っていることか、それを証明して下さるかたは神である。

9. わたしはこう祈る。あなたがたの愛が、深い知識において、するどい感覚において、いよいよ増し加わり、

10. それによって、あなたがたが、何が重要であるかを判別することができ、キリストの日に備えて、純真で責められるところのないものとなり、

11. イエス・キリストによる義の実に満たされて、神の栄光とほまれとをあらわすに至るように。

12. さて、兄弟たちよ。わたしの身に起った事が、むしろ福音の前進に役立つようになったことを、あなたがたに知ってもらいたい。

13. すなわち、わたしが獄に捕われているのはキリストのためであることが、兵営全体にもそのほかのすべての人々にも明らかになり、

14. そして兄弟たちのうち多くの者は、わたしの入獄によって主にある確信を得、恐れることなく、ますます勇敢に、神の言を語るようになった。

ピリピ人への手紙 1