1. わらべサムエルは、エリの前で、主に仕えていた。そのころ、主の言葉はまれで、黙示も常ではなかった。
2. さてエリは、しだいに目がかすんで、見ることができなくなり、そのとき自分のへやで寝ていた。
3. 神のともしびはまだ消えず、サムエルが神の箱のある主の神殿に寝ていた時、
4. 主は「サムエルよ、サムエルよ」と呼ばれた。彼は「はい、ここにおります」と言って、
5. エリの所へ走っていって言った、「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」。しかしエリは言った、「わたしは呼ばない。帰って寝なさい」。彼は行って寝た。