コリント人への第二の手紙 8:9-18 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

9. あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っている。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、あなたがたが、彼の貧しさによって富む者になるためである。

10. そこで、わたしは、この恵みのわざについて意見を述べよう。それがあなたがたの益になるからである。あなたがたはこの事を、昨年以来、他に先んじて実行したばかりではなく、それを願っていた。

11. だから今、それをやりとげなさい。あなたがたが心から願っているように、持っているところに応じて、それをやりとげなさい。

12. もし心から願ってそうするなら、持たないところによらず、持っているところによって、神に受けいれられるのである。

13. それは、ほかの人々に楽をさせて、あなたがたに苦労をさせようとするのではなく、持ち物を等しくするためである。

14. すなわち、今の場合は、あなたがたの余裕があの人たちの欠乏を補い、後には、彼らの余裕があなたがたの欠乏を補い、こうして等しくなるようにするのである。

15. それは「多く得た者も余ることがなく、少ししか得なかった者も足りないことはなかった」と書いてあるとおりである。

16. わたしがあなたがたに対して持っている同じ熱情を、テトスの心にも与えて下さった神に感謝する。

17. 彼はわたしの勧めを受けいれ、そして更に熱心になって、自分から進んであなたがたのところに行った。

18. わたしたちはまた、テトスと一緒に、ひとりの兄弟を送る。この兄弟が福音宣伝の上で得たほまれは、すべての教会に聞えているが、

コリント人への第二の手紙 8