コリント人への第一の手紙 15:19-30 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

19. もしわたしたちが、この世の生活でキリストにあって単なる望みをいだいているだけだとすれば、わたしたちは、すべての人の中で最もあわれむべき存在となる。

20. しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。

21. それは、死がひとりの人によってきたのだから、死人の復活もまた、ひとりの人によってこなければならない。

22. アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストにあってすべての人が生かされるのである。

23. ただ、各自はそれぞれの順序に従わねばならない。最初はキリスト、次に、主の来臨に際してキリストに属する者たち、

24. それから終末となって、その時に、キリストはすべての君たち、すべての権威と権力とを打ち滅ぼして、国を父なる神に渡されるのである。

25. なぜなら、キリストはあらゆる敵をその足もとに置く時までは、支配を続けることになっているからである。

26. 最後の敵として滅ぼされるのが、死である。

27. 「神は万物を彼の足もとに従わせた」からである。ところが、万物を従わせたと言われる時、万物を従わせたかたがそれに含まれていないことは、明らかである。

28. そして、万物が神に従う時には、御子自身もまた、万物を従わせたそのかたに従うであろう。それは、神がすべての者にあって、すべてとなられるためである。

29. そうでないとすれば、死者のためにバプテスマを受ける人々は、なぜそれをするのだろうか。もし死者が全くよみがえらないとすれば、なぜ人々が死者のためにバプテスマを受けるのか。

30. また、なんのために、わたしたちはいつも危険を冒しているのか。

コリント人への第一の手紙 15