エレミヤ書 8:13-22 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

13. 主は言われる、わたしが集めようと思うとき、ぶどうの木にぶどうはなく、いちじくの木に、いちじくはなく、葉さえ、しぼんでいる。わたしが彼らに与えたものも、彼らを離れて、うせ去った」。

14. どうしてわれわれはなす事もなく座しているのか。集まって、堅固な町にはいり、そこでわれわれは滅びよう。われわれが主に罪を犯したので、われわれの神、主がわれわれを滅ぼそうとして、毒の水を飲ませられるのだ。

15. われわれは平安を望んだが、良い事はこなかった。いやされる時を望んだが、かえって恐怖が来た。

16. 「彼らの馬のいななきはダンから聞えてくる。彼らの強い馬の声によって全地は震う。彼らは来て、この地と、ここにあるすべてのもの、町と、そのうちに住む者とを食い滅ぼす。

17. 見よ、魔法をもってならすことのできない、へびや、まむしをあなたがたのうちにつかわす。それはあなたがたをかむ」と主は言われる。

18. わが嘆きはいやしがたく、わが心はうちに悩む。

19. 聞け、地の全面から、わが民の娘の声があがるのを。「主はシオンにおられないのか、シオンの王はそのうちにおられないのか」。「なぜ彼らはその彫像と、異邦の偶像とをもって、わたしを怒らせたのか」。

20. 「刈入れの時は過ぎ、夏もはや終った、しかしわれわれはまだ救われない」。

21. わが民の娘の傷によって、わが心は痛む。わたしは嘆き、うろたえる。

22. ギレアデに乳香があるではないか。その所に医者がいるではないか。それにどうしてわが民の娘はいやされることがないのか。

エレミヤ書 8