エレミヤ書 39:8-18 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

8. またカルデヤびとは王宮と民家を火で焼き、エルサレムの城壁を破壊した。

9. そして侍衛の長ネブザラダンは町のうちに残っている民と、自分に降伏した者、およびその他の残っている民をバビロンに捕え移した。

10. しかし侍衛の長ネブザラダンは、民の貧しい無産者をユダの地に残し、同時にぶどう畑と田地をこれに与えた。

11. さてバビロンの王ネブカデレザルはエレミヤの事について侍衛の長ネブザラダンに命じて言った、

12. 「彼をとり、よく世話をせよ。害を加えることなく、彼があなたに言うようにしてやりなさい」。

13. そこで侍衛の長ネブザラダン、ラブサリスのネブシャズバン、ラブマグのネルガル・シャレゼル、およびバビロンの王のつかさたちは、

14. 人をつかわして、エレミヤを監視の庭から連れてこさせ、シャパンの子アヒカムの子であるゲダリヤに託して、家につれて行かせた。こうして彼は民のうちにいた。

15. エレミヤが監視の庭に閉じこめられていた時、主の言葉が彼に臨んだ、

16. 「行って、エチオピヤびとエベデメレクに告げなさい、『万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、わたしの言った災をわたしはこの町に下す、幸をこれに下すのではない。その日、この事があなたの目の前で成就する。

17. 主は言われる、その日わたしはあなたを救う。あなたは自分の恐れている人々の手に渡されることはない。

18. わたしが必ずあなたを救い、つるぎに倒れることのないようにするからである。あなたの命はあなたのぶんどり物となる。あなたがわたしに寄り頼んだからであると主は言われる』」。

エレミヤ書 39