イザヤ書 24:12-23 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

12. 町には荒れすたれた所のみ残り、その門もこわされて破れた。

13. 地のうちで、もろもろの民のなかで残るものは、オリブの木の打たれた後の実のように、ぶどうの収穫の終った後にその採り残りを集めるときのようになる。

14. 彼らは声をあげて喜び歌う。主の威光のゆえに、西から喜び呼ばわる。

15. それゆえ、東で主をあがめ、海沿いの国々でイスラエルの神、主の名をあがめよ。

16. われわれは地の果から、さんびの歌を聞いた、「栄光は正しい者にある」と。しかし、わたしは言う、「わたしはやせ衰える、わたしはやせ衰える、わたしはわざわいだ。欺く者はあざむき、欺く者は、はなはだしくあざむく」。

17. 地に住む者よ、恐れと、落し穴と、わなとはあなたの上にある。

18. 恐れの声をのがれる者は落し穴に陥り、落し穴から出る者はわなに捕えられる。天の窓は開け、地の基が震い動くからである。

19. 地は全く砕け、地は裂け、地は激しく震い、

20. 地は酔いどれのようによろめき、仮小屋のようにゆり動く。そのとがはその上に重く、ついに倒れて再び起きあがることはない。

21. その日、主は天において、天の軍勢を罰し、地の上で、地のもろもろの王を罰せられる。

22. 彼らは囚人が土ろうの中に集められるように集められて、獄屋の中に閉ざされ、多くの日を経て後、罰せられる。

23. こうして万軍の主がシオンの山およびエルサレムで統べ治め、かつその長老たちの前にその栄光をあらわされるので、月はあわて、日は恥じる。

イザヤ書 24