7. 髪の毛のかかる頬は、なんともかわいらしい。
8. 私には、王妃が六十人、そばめは八十人、おとめたちは数知れずいる。
9. だが、鳩にも似た、君のような完全な女は、ただの一人もいない。 エルサレムの女たちは、君を見て歓声をあげた。 王妃やそばめたちでさえ、君をほめそやした。
10. 『夜明けのようにほのぼのしていて、月のようにおしとやかな、また太陽のように明るく、私たちをすっかり魅了してしまうこの方は、いったいだれですか』と。」おとめ
11. 「私はくるみ林と谷へ行ってみました。 春の訪れを知りたかったからです。 ぶどうの木が芽を吹いたか、もう、ざくろの花が咲いたかを見に。