7. ご覧なさい。 あれは、六十人のえりぬきの勇士に守られた、ソロモン王のみこしです。
8. みな腕の立つ兵士で、経験を積んだボディー・ガードです。 めいめい、夜襲に備えて王を守るため、腰に剣を下げています。
9. みこしは、王がレバノンの木で特別にあつらえたものです。
10. その支柱は銀、天蓋は金、座席は紫のカバーがかかっています。 背当てには、『エルサレムの娘たちから愛を込めて』という文字が、ちりばめてあります。」おとめ
11. 「シオン(エルサレム)の娘さん、さあ、ソロモン王を見に出かけなさい。 陛下の喜ばしい結婚式の日に、母上が手ずからかぶせたという冠を見てごらんなさい。」ソロモン王