詩篇 88:8-15 リビングバイブル (JLB)

8. 神様は、友人たちが私をけぎらいして去るようにされました。 私はさながら袋のねずみでした。 

9. 目は泣き疲れてかすんでいます。 ああ神様。 くる日もくる日も、助けてくださいと、取りすがっているのです。 あわれんでくださいと、両手を差し伸べているのです。

10.  もうすぐ、手遅れになってしまいます。 死んでしまえば、どんな奇蹟を行なってくださろうと、あとの祭りです。 私が、神様をたたえるすべもありますまい。 

11. なんで墓の中にいる者が、神様の恵みや真実を言い広めることができましょう。 

12. 暗やみに、神様の奇蹟を証言できるでしょうか。 あの世へ行った人間に、神様の助けを語り伝えることができるでしょうか。

13.  ああ神様。 くる日もくる日も、私はいのち乞いをしています。 

14. なぜ、私の寿命を縮められるのですか。 なぜ、お顔をそむけられるのですか。 

15. 私は若いころから病気がちで、いつも死にさらされていました。 死におびえて、なすすべもなく立ち尽くしていました。 

詩篇 88