1. 神様こそ私たちの力です。 さあ、賛美の歌をうたいましょう。
2. タンバリンの伴奏で歌いましょう。 うるわしい音色の竪琴と十弦の琴をかなで、
3. ラッパも吹き鳴らしましょう。 さあ、祭りです。 楽しく祝いましょう。 満月と新月の祭り、そのほかにも祭りは多いのです。
4. 祭りにはうんと楽しめと、神様がイスラエルのおきてに、組み込んでくださったのです。
5. 祭りは、私たちに奴隷の強制労働を強いたエジプトに対する戦いの記念として、神様が定めてくださったのです。私は、生まれて初めて、こんなお声を聞きました。
6. 「さあ、肩の重荷を下ろしてやろう。 重労働から解放してやろう。
7. おまえが『苦しい』と叫ぶと、わたしは助けてやった。 雷の隠れ家シナイ山から、わたしは答えた。 『水がない』と、おまえが文句を言った時、メリバでおまえの信仰を試した。
8. わたしの国民よ。 こうして口をすっぱくして叱っている間に、聞き従ってくれたならなあ!
9. どんなことがあっても、ほかの神を拝むんじゃないぞ。 また、家の中に偶像を置いてもいけない。
10. エジプトから連れ出してやったのは、おまえの神である、このわたしではないか。 疑うのなら、口をあんぐり開けてみるがよい。 そして、わたしが口いっぱいに恵みを満たすかどうか試しなさい。 ありとあらゆる祝福はおまえのものになるだろう。
11. しかし、わたしの国民はいっこうに聞こうとしない。 イスラエルは、わたしのそばを煙たがる。
12. そこで、かってに闇の中を手探りして、欲望のままに暮らすがいい、と放っておくことにしたのだ。
13. ああ、わたしの国民が、従順になってくれたならなあ。 イスラエルが、わたしの道を歩んでくれたならなあ。
14. そうなれば、直ちに敵と戦って征服してやるのに。」