2. その昔、奴隷の身であった私たちを救い出し、かけがえのない宝のように大切になさったことを、思い出してください。 自ら地上の住まいとお定めになったエルサレムを、思い起こしてください。
3. どうか、敵の手で、見るも無残な廃墟と化した都を、あなたの聖所を、ご覧ください。
4. そこで、敵は勝ちどきをあげ、戦勝記念碑を建てたのです。
13-14. 神様は紅海を二つに分け、海神の脳天を打ち砕き、砂漠に住む人々のえじきとされました。
15. 神様がお命じになると泉がわき出て、イスラエル人はそれを飲んだのです。 次には、とうとうと流れるヨルダン川をせき止め、そこを乾いた道となさいました。
16. 昼も夜も神様の支配下にあります。 神様は星と太陽をお造りになったお方です。
17. 自然界を治め、夏と冬の区別もおつけになりました。
18. 主よ、敵がどんなにあなたをあざけっているか、ご存じですか? ああ神様。 思い上がった国民がお名前を冒涜しています。
19. 主よ、お救いください。 あなたの山鳩を、どう猛な鷹からお守りください。 あなたが愛しておられる国民を、獣からお救いください。
20. お約束を思い出してください。 この地は暗やみに閉ざされ、残忍な者どもが幅をきかせているからです。
21. 主よ、あなたの国民が踏みにじられ、いつまでもばかにされ続けていいのですか。 金もなく日々の生活にも事欠く者たちが、お名前をほめたたえることができるようにしてください。
22. ああ神様、立って敵に言ってやってください。 反逆者が一日中あびせかけてくる侮辱のことばを、聞いてください。