15. もし、本気でこう口にしたら、私は神様の国民を裏切ることになったでしょう。
16. とはいえ、主を憎む者どもがこんなに栄えている現実をどう説明したらいいのか、私にはわかりません。
17. ところが、ある日、神の聖所で瞑想していた私は、これらの悪者どもの行き着く先を悟ったのです。
18. あの者たちは、なんとすべりやすい道を歩いていることでしょう。 突然、神様から崖っぷちに追いやられて、足をすべらせ、滅びの底に落ちて行くのです。
19. こうして、その幸福も、あっけなく幕切れとなり、永遠の恐怖にのみ込まれるのです。