5. 敵を踏みにじるには、そのお力とお名前のご威光にすがるよりないからです。
6. 武器などあてにはなりません。 そんなものが救ってくれると考えるのは、大まちがいです。
7. 神様だけが、憎しみのかたまりとなっている連中に打ち勝つことが、おできになるのです。
8. 私はいつも神様を誇ってきました。 神様には、どんなに感謝しても、感謝しきれません。
9. ああ神様。 けれどもここしばらく、あなたは私どもを無視していらっしゃいます。 おかげで大いに面目を失いました。 これほど悪戦苦闘しておりますのに、助けの手を差し伸べてくださいません。
10. それどころか、私たちに対抗しようとさえなさり、敵の前で痛い目に会わせられました。 敵はこの国を襲い、あちこち略奪して回りました。