詩篇 22:1-15 リビングバイブル (JLB)

1.  ああ神様、私の神様。 どうして、私をお見捨てになったのですか。 どうして、助けるどころか、うめきさえ聞いてくださらないのですか。 

2. 昼となく夜となく泣いては、助けを叫び求めていますのに、答えてくださいません。 

5. 彼らの叫びを聞いて、救い出してくださいました。 助けを求める人々を、ただの一度も失望に終わらせたりなさらなかったのです。

6.  しかし、この私は虫けら同然で人間ではありません。 同国人ばかりか、全人類からもさげすまれています。 

7. 私を見るなり、だれもがあざけり、冷笑し、肩をすくめます。 

8. 私はお笑い草となるのです。 「これが、主に重荷を肩代わりしてもらったという男かい。 主のお気に入りだとうぬぼれていたやつか。 神様に助け出されるところを見せてもらおうじゃないか。 そうしたら信じてもいいぜ。」

12.  バシャンの巨大な雄牛のように獰猛な敵が、私を囲んでいます。

13. まるで獲物をねらってほえたけるライオンのように、口を開けて近づいて来ます。 

14. 私は空気の抜けたタイヤのようになり、骨はみながくがくし、心臓はろうのように溶けてしまいました。 

15. 天日でかわかした粘土のようにひからび、舌は上あごにくっつきました。 主が私を、死のちりの中に置かれたからです。 

詩篇 22