81. 神様からの救いを待ちくたびれました。 それでもなお、助けてくださるというお約束を期待しています。
82. 約束どおりになる瞬間を見のがすまいと、目も緊張し続けて、すっかり充血してしまいました。 いったいいつ、私を助け、慰めてくださるのですか。
83. 私は待つのに疲れ果て、ミイラのようになりました。 しかし、なおおきてを恋い慕っています。
84. いつになったら、迫害して来るやつらに報復してくださるのですか。
85-86. 神様の真実とおきてを目の敵にする、この思い上がった連中は、私を蹴落とそうと深い穴を掘ったのです。 彼らの偽りのおかげで、ひどい目に会わされました。 神様は真実を愛されるお方なのですから、どうか助けの手を伸べてください。
87. あわや命を落としそうになったほどです。 しかし、私は彼らの言いなりにはなりませんでしたし、おきてを捨てたりもしませんでした。
88. お願いですから、この命をお救いください。 そうすれば、こののちずっと、神様にお従いすることができるのです。
89. ああ神様。 あなたのおことばは、天にある、びくともしない岩のようです。
90-91. あなたの真実は、あなたの手でできた大地のように、いつまでも存続します。 万物はご計画の完成を目ざして、ご命令どおりに動くのです。
92. 神様のおきてが、心の底からわき上がる喜びになっていなかったら、私は失望の果てに、自滅したことでしょう。
93. どんなことがあろうと、おきてだけは手放せません。 その教えによって、喜びと健康を回復していただいたからです。
94. 神様のものとなった私を、どうか救ってください。 私は、神様のお望みどおりの生活をしようと心がけてまいりました。
95. 悪者どもは命をねらって待ち伏せしますが、私は落ち着いて、神様のお約束だけを思いめぐらしています。
96. 神様のおことば以外に、完全なものは何もありません。
97. どれほど、そのおことばを愛していることか! 一日中、そのことばかり思いめぐらしているのです。
98. それは、かた時も離れず道案内を務めてくれ、敵よりもまさる知恵を授けてくれます。