5. この身をも、選ばれた国民の繁栄にあずからせ、彼らと同じ喜びにひたり、ご栄光を共有できるようにしてください。
6. 私たちも先祖同様、はなはだしい悪の道にそれました。
7. 先祖はエジプトで、あれほどの、目をみはるばかりの奇蹟を目撃しながら、感動することもなく、たちまち数々の恵みを忘れてしまったのです。それどころか、紅海のほとりで、神様に逆らったりもしたのです。
8. しかし、そんな人々をも、神様はお救いになりました。 それは、ご自身の名誉を守り、お力を全世界に知らせるためでした。
9. 紅海に命じられると、海は二つに裂け、まるで砂漠のように乾ききった、一本の道ができたのです。
41-42. こんなことから、イスラエルは外国人に踏みにじられるようになったのです。 敵に支配され、その虐待に甘んじる時期が続きました。
43. そんな奴隷状態から、神様は何度お救いくださったことでしょう。しかし人々は、反抗的な態度をくずそうとせず、とうとう自滅していったのです。
44. それでもなお、神様はその叫びを聞き、その苦境を思いやってくださいました。
45. 愛の神様は、以前の約束を思い出してあわれみ、
46. 敵さえ、捕虜となったイスラエル人をあわれむように配慮してくださいました。
47. ああ神様、お救いください。 各地に散らされた人々を再び集めてください。 私たちは、躍り上がって喜び、感謝と賛美をささげさせていただきたいのです。