2. 悪いことをしてもうけた金はすぐなくなります。 どこまでも正しく生きることが幸福の鍵です。
3. 正しく生きている人を、神様は飢え死にさせません。 しかし悪人は、せっかくもうけた金を神様に取り上げられます。
4. 怠ければたちまち貧乏になり、こつこつ働けば財産もできます。
5. りこうな若者は陽の高いうちに干し草をつくり、恥知らずの若者はいざという時にも平気で居眠りします。
6. 正しい人は頭のてっぺんから足のつま先まで祝福され、悪人は心の中で不運をのろいます。
7. 正しい人を思い出すのは楽しいものです。 しかし悪人の名前は、思い出すだけでも不愉快です。
8. 知恵のある人は喜んで人から教わり、ばか者は知ったかぶりをして失敗します。
9. 正しい人はしっかりした足どりで歩き、ひねくれ者はすべって転びます。
10. 罪を見て見ぬふりをすると、あとで悲しい思いをします。 しかし思いきって注意すれば、あとは安心です。
11. 正しい人はほんとうに役立つことばかり言い、悪人は人をのろうことしか知りません。
12. 憎しみはいつも争いを起こし、愛は侮辱されても相手を赦します。
13. 物事のよくわかる人は適切な助言をして人にほめられ、何もわかっていない者は人並みに扱われません。
14. 知恵のある人はことば数が少なく、ばか者は知っていることを洗いざらいしゃべりまくります。 おかげで、余計な心配事をかかえ込むのです。
15. 金持ちは財産に頼り、貧しい人はひたすら貧乏をのろいます。
16. 正しい人はもうけた金を生かして使い、悪人は金を手に入れると、ますます悪いことをします。
17. 進んで誤りを指摘してもらう人は、充実した人生を送り、忠告を聞かない者は、またとないチャンスを逃がします。
18. ひそかに人を憎むのはうそつき、あからさまに中傷するのはばか者です。