4. あのとき神様は、炎の中からじきじきにお語りになりました。
5. あまりのことにあなたがたは震え上がり、だれ一人、山に登って神様のところへ行こうとしないので、私が行って神様のおことばを聞き、それをあなたがたに伝えたのです。 その法律はこうでした。
6. 『わたしは、エジプトでの奴隷生活からあなたがたを救い出した、あなたがたの神、主だ。
7. わたしのほかは、どんな神も拝んではならない。
8. 決して偶像を作ってはならない。 鳥だろうが、動物だろうが、魚だろうが、どんな像も作ってはならない。
26-27. 炎の中から語られる神様の声を聞いたら、ただじゃすみっこありません。 お願いですから、あなたが代表で聞きに行ってください。 どんなことを言われても、そのとおりにいたします。』
28. 神様はそれを聞き、こう言われました。 『皆の気持ちはわかった。 願いどおりにしよう。
29. わたしの命じるとおりにすると言うが、いつもそのような心がけでいてくれたら、どんなにうれしいだろう。 そうすれば、彼らばかりか、子々孫々に至るまで、何の心配もなくしあわせに暮らせる。
30. さあ、帰って、めいめいのテントへ戻るように言いなさい。
31. そのあとでもう一度、わたしのところへ来て命令を聞き、人々に伝えなさい。 わたしが与える国で、それをみな守るのだ。』」
32. そこでモーセは、人々に命じました。 「神様の戒めをすべて守りなさい。 どんな細かな点もきちんと守りなさい。 何もかも、神様が定めたとおりに行なうのです。