40. 神様が下さる国で子々孫々しあわせに暮らしたかったら、きょう私が与える法律を守りなさい。」
41. このあとモーセは、ヨルダン川の東側にある三つの町を特別に選んでおくように、と命じました。
42. 過って人を殺した者が逃げ込むためです。
43. 町は、ルベン部族の領地からは荒野の高地にあるベツェル、ガド部族の領地からはギルアデにあるラモテ、マナセ部族の領地からはバシャンにあるゴランが選ばれました。
44-46. 次に記すのは、イスラエルの人々がエジプトを出て、ヨルダン川の東側、ベテ・ペオルの町の近くに野営していた時、モーセが語った法律です。 ここは以前エモリ人の領地で、首都をヘシュボンにおき、シホン王が治めていましたが、モーセとイスラエルに滅ぼされたのです。
47. イスラエルはさらに、ヨルダン川の東側に勢力を張る、もう一人のエモリ人の王オグを滅ぼし、バシャンを征服しました。
48. こうして、アルノン渓谷沿いの町アロエルからシーオン山、またの名をヘルモン山に至る全地域、
49. つまり、ヨルダン川の東側全域と、その南に広がるアラバの全域、ピスガ山の傾斜地のふもとにある塩の海までを征服したのです。