5. しかし、イスラエルは堕落し、罪に汚れてしまった。強情で曲がったことばかりする。もはや神様の国民ではない。
6. これが神様への恩返しか。ばかな国民よ。神様は父親ではなかったか。おまえの生みの親ではなかったか。おまえを強く育て上げた方ではなかったか。
7. 昔を思い出せ。父や老人に聞けばすべてがはっきりするだろう。
8. 世界を造られた時、神様は天使を遣わし、国々を監督させた。
9. だが、イスラエルは特別だ。神様ご自身のものだからだ。
40-41. 手を天に差し伸べ、わたしの存在をかけて誓おう。きらめく剣をとぎすまし、敵に刑罰を下す。
42. 矢は血に酔いしれ、剣は肉と血をむさぼる。刺し殺され、捕らわれた者の肉と血を。敵の頭は血にまみれる。』
43. 異教の国民よ、神様の国民をたたえよ。神様は彼らのかたきを討ち、御国と民をきよめられたからだ。」
44-45. モーセはヨシュアとともにこの歌をうたい終えると、
46. 人々に命じました。「きょう与えた法律をみな心に留め、子供たちに教えなさい。
47. この法律は、ただ意味もなくことばを並べてあるのではありません。 あなたがたの命そのものです。 この法律を守れば、ヨルダン川の向こうの、これから占領する国で、いつまでも、何不自由なく暮らせるのです。」