申命記 32:31-40-41 リビングバイブル (JLB)

31.  この岩にまさる岩はどこにもない。敵も、神々への祈りがむなしいことを知っている。

32.  彼らの行ないはソドム、ゴモラの人たちと同じで、苦々しい毒がある。

33.  彼らの飲むぶどう酒はまむしの毒液だ。

34.  『だがイスラエルはわたしの取っておきの国民、倉に納めた宝だ。

35.  復讐はわたしの務め、イスラエルの敵には罰を下す。判決はすでに下った。』

36.  神様はイスラエルをさばき、彼らの失敗をやさしくかばわれる。奴隷も自由の者も力が衰えていくのを見て、

37.  こう言われる。『ほかの神々はどこへ行った。頼みの岩はどうしたのだ。

38.  あぶら身やぶどう酒をささげた神々はどうなったのか。さあ、神々を奮い立たせ、助けてもらうがいい。

39.  どうだ、思い知ったか。ほんとうの神はわたし一人なのだ。殺すも生かすも、傷つけるも治すも、思いのまま。わたしの手から救い出せる者はいない。

40-41. 手を天に差し伸べ、わたしの存在をかけて誓おう。きらめく剣をとぎすまし、敵に刑罰を下す。

申命記 32