申命記 23:1-20 リビングバイブル (JLB)

1. 睾丸のつぶれた者、陰茎を切り取られた者は、聖所に入れません。 

2. 私生児とその十代あとまでの子孫も、聖所には入れません。

3.  アモン人とモアブ人は十代目の子孫でも、絶対に聖所へは入れません。 

4. 彼らはあなたがたがエジプトを出て来た時、食べ物も水もくれなかったからです。 ただ歓迎しないばかりか、わざわざメソポタミヤのペトルからベオルの息子バラムを雇い、あなたがたをのろわせようとさえしました。 

5. しかし神様は、バラムの言うことに耳を貸さず、のろうどころか祝福するようにされました。 あなたがたを愛しておられるからです。 

6. 生涯、どんな方法ででも、アモン人やモアブ人を助けてはいけません。 

7. ただし、エドム人やエジプト人は見下さないように。 エドム人は兄弟、エジプト人はかつて生活を共にした人たちだからです。 

8. あなたがたといっしょに来たエジプト人の孫は、聖所に入ってかまいません。

11. 夕方まで外にいなければなりません。 日が暮れたら、体を洗い陣営に戻ります。 

12. 用を足す時は陣営の外に出なさい。 

13. 武器とくわを持って行き、穴を掘って用を足したら、きれいに土をかけます。 

14. 陣営内はいつもきよくしておくのです。 神様がその中を歩まれるとき見苦しい物があったら、いやな思いをなさるでしょう。 せっかくあなたがたを守り、敵を負かそうとしておられたのに、そんなことで愛想をつかされたら、元も子もありません。

15-16. 逃げて来た奴隷を、むりやり主人のところへ連れ戻してはいけません。 決して意地悪をせず、どこでも好きな所に住まわせなさい。 

17-18. イスラエルの女子は神殿娼婦になってはいけません。 男子も、神殿男娼になってはいけません。 そんなことでもうけた物を神様にささげてはいけません。 神様はそんな汚らわしいことは大きらいです。

19.  イスラエル人には、利息を取って物を貸してはいけません。 金、食物、そのほか、どんなものについてもです。 

20. 外国人ならかまいませんが、イスラエル人はだめです。 兄弟であるイスラエル人から利息を取ったりしたら、約束の国へ着いても、神様に祝福されません。

申命記 23