15. 娘の両親は町の裁判官に、娘が処女であった証拠を持って行きなさい。
16-18. まず父親が裁判官に、『この男に娘を嫁がせましたが、今になって、とんでもない言いがかりをつけるのです。 娘が処女でなかったと言っていますが、でたらめもいいとこです。 ご覧ください。 ちゃんと証拠があります』と言い、裁判官の目の前に衣服を広げなさい。 裁判官は夫をむち打ちの刑にし、
19. 罰金三万円を娘の父親に払わせなさい。 イスラエル人の処女に言いがかりをつけ、恥をかかせた罰です。 彼は生涯、妻を離縁することができません。
20. しかし、夫の訴えどおり、妻が処女でなかったことがはっきりしたら、
21. 裁判官は彼女を父親の家の入口のところに連れ出し、町の者が石を投げつけて殺しなさい。 両親のもとにいながら売春婦まがいのひどい罪を犯し、イスラエルの名を汚したからです。 このような罪悪は除き去らなければなりません。
22. 姦通罪を犯し、見つかった場合、男も相手の人妻も二人とも死刑です。 こうして、イスラエルから罪悪を除き去りなさい。
23-24. 婚約中の娘が町の城壁内で暴行された場合、娘も犯人も二人とも町の外に連れ出し、石で打ち殺しなさい。 娘は助けを叫び求めず、男は他人の婚約者を奪ったからです。
25-27. 罪悪は除き去らなければなりません。 ただし事件が起きたのが町の外であれば、死刑になるのは男だけです。 娘は殺人事件の被害者同様に罪はありません。 叫び声をあげたのに、町から遠かったのでだれも助けに来なかったと見なすのです。
28-29. 婚約前の娘に暴行し、捕まった場合は、父親に罰金一万五千円を払い、娘と結婚しなければなりません。 絶対に離婚はできません。