4. 神様が味方だ。 神様が戦われるからには、勝利はまちがいなくわれわれのものだ。』
5. 続いて司令官が質しなさい。 『家を建てたばかりで、まだ神様におささげしていない者はいないか。 戦死でもして、ほかの者がその家を神様にささげることになったらまずい。 すぐ家へ帰れ。
6. ぶどうの木を植えて、まだその実を食べていない者はどうか。 戦死でもして、ほかの者に食べられてはまずい。 すぐ家へ帰れ。
7. 婚約したばかりの者はいないか。 戦死でもしたら、ほかの者がその娘と結婚することになる。 今すぐ家へ帰り、結婚しろ。
8. 怖じ気づいている者はいないか。 そんなやつがいたら、全体の士気に影響する。 さっさと家へ帰れ。』
9. こう言い終わったら、司令官は戦いの指揮官の名を告げます。
10. 戦いをいどむ町に近づいたら、まず降伏を勧めなさい。
11. その町が降伏して門を開けた場合、住民は全員奴隷にしなさい。
12. 降伏をこばみ、あくまで戦うというのなら、包囲攻撃をかけます。
13. そして神様がその町を下さったら、男は皆殺しにしなさい。
14. ただし、女、子供、家畜、戦利品は自分たちのものにしてかまいません。