申命記 15:7-17 リビングバイブル (JLB)

7.  神様が下さる国に着いてから貧しい者がいたら、その人に冷たくしてはいけません。 

8. 必要な物は何でも貸してやりなさい。 

9. もうじき負債免除の年だからと貸すのを断わるなど、もってのほかです。 その人がほかにどうしようもなく、神様に泣きついたら、言い逃れはできません。 悪いのは明らかにあなたです。 

10. 未練がましくぐちをこぼさず、何でも快く貸しなさい。 そうすれば、神様は仕事をうまくいかせ、ますます豊かにしてくださいます。 

11. 貧しい人はいつでもいるから、この戒めはどうしても必要です。 くどいようですが、貧しい人には進んで貸しなさい。

12.  ヘブル人(イスラエル人)の奴隷を買ったら、男でも女でも、七年目には自由にしてやりなさい。 

13. といっても、手ぶらで帰してはいけません。 

14. 必ず、羊の群れと収穫したオリーブやぶどうの中から、十分な餞別を持たせなさい。 神様の恵みを分け合うのです。 

15. エジプトで奴隷だったあなたがたを、神様は助け出してくださいました。 そのことを決して忘れないように、きょう私はこの戒めを与えたのです。

16.  しかし奴隷のほうで、『自由になりたくありません。 ご主人様が大好きですから、どうぞ、いつまでもおそばに置いてください』と言ったら、 

17. その者の耳を、きりで戸に刺し通しなさい。 そうすれば、永久にあなたの奴隷となります。 女奴隷の場合も同じです。 

申命記 15