18. さらに女の髪をほどかせ、夫の疑いが正しいかどうかを決めるために、女の手に疑いの供え物を載せる。 そして、のろいをかける苦い水の入った水がめを持って、女の前に立ち、
19. 女に身の潔白を誓わせてから、こう言うのだ。 『夫以外の男と寝たことがなければ、この水を飲んでも何ともない。
20. だが、もし姦通したのであれば、
21-22. おまえは神様にのろわれる。 その証拠に、ももは腐り、腹はふくれ上がるだろう。』 そのとき女は、『それでもかまいません』と答える。
23. 祭司はのろいのことばを書きつけ、苦い水の中に洗い落とす。
24. 〔有罪ならば〕、祭司が女にその水を飲ませると、腹の中で苦くなる。
25. そのあと、女の手から疑いの供え物を取り、神にささげるしぐさをし、祭壇に持って行きなさい。
26. それを一つかみ祭壇の上で焼き、女に水を飲めと命じる。
27. 女が姦通して汚れていれば、水は腹の中で苦くなり、腹はふくれ、ももは腐りだす。 こうして、のろわれたことがはっきりするのだ。
28. しかし潔白であれば、害も受けず、まもなく子を宿すようになる。
29. これは嫉妬についての法律だ。 妻が姦通した場合、
30. または夫が嫉妬して妻を疑った場合に、彼女をわたしの前に連れて来て、法律どおり祭司にさばいてもらうのだ。
31. その結果、彼女が恐ろしい病気にかかっても、もともと自分が悪いのだから、夫はさばかれない。」