3. しかし、どうしたものでしょう。 もし彼女たちが他の部族の者と結婚したら、土地までその部族のものになり、その分だけ、ギルアデ一族の土地は減ってしまいます。
4. そうなったら、負債免除の年がきても戻りません。」
5. そこでモーセは、この問題をはっきりさせるため、神様の命令を伝えました。 「ギルアデ一族の訴えはもっともだ。
6. だから、ツェロフハデの娘の件はこうしなさい。 彼女たちは同族の者と結婚すればいいのだ。
7. それなら、土地が他の部族に移ることもない。相続地はいつまでも、最初にくじで決めたとおりのままにしておかなければならない。
8. どの部族でも、娘が相続人となる場合は、必ず同族の者と結婚しなさい。
9. こうすれば、相続地が他の部族のものになる心配はない。」
11-12. マフラ、ティルツァ、ホグラ、ミルカ、ノアの五人は、ヨセフの息子マナセの部族の者と結婚したので、相続地はそのまま残ったのです。
13. 以上は、ヨルダン川のほとり、エリコの向かい側にあるモアブ平原で、イスラエルの人々が野営していた時、神様がモーセを間に立て、人々に伝えた命令と法律です。