民数記 33:3-4-50-51 リビングバイブル (JLB)

3-4. 過越の祭りの晩の翌日、三月二十九日(ユダヤ暦の一月十五日)に、エジプトの町ラメセスを出発しました。 エジプト人は、前の晩、神様に殺された長男たちの埋葬に忙しく、手が出せません。 そんな彼らをしり目に、人々はさっさと出発しました。 前の晩、イスラエルの神様は、エジプトのすべての神々を完全に打ち負かしたのです。

5-7. ラメセスを出てから、スコテ、荒野の端にあるエタム、ミグドル山のふもとのバアル・ツェフォンに近いピ・ハヒロテと、野営を続けました。 

38-39. そこまで来た時、祭司アロンは神様の命令でホル山に登り、山の上で息を引き取りました。 ちょうど、エジプトを出てから四十年目の七月十五日のことです。 アロンは百二十三歳でした。

40.  カナン人で、ネゲブに住むアラデの王が、イスラエル人のことを耳にしたのは、この時です。 なんとカナンの国を目ざして、イスラエル人が進んで来るというのです。 

41-44. 王は戦いをいどみましたが、結局はイスラエルが勝ちました。 このあとホル山を出発し、ツァルモナ、プノン、オボテ、モアブの国境イエ・ハアバリムと野営を重ね、 

45-47. さらにディボン・ガド、アルモン・ディブラタイム、ネボ山に近いアバリムの山地と進み、 

48. ついに、ヨルダン川の東に広がるモアブ平原まで来たのです。 ちょうどエリコの向かいあたりです。 

49. そこにいる間は、ヨルダン川に沿って、ベテ・ハエシモテからアベル・ハシティムまでの、いろいろな場所に野営しました。

50-51. その平原で、神様はモーセに、人々への命令を伝えました。「ヨルダン川を渡ってカナンの国へ入ったら、 

民数記 33