3-4. 過越の祭りの晩の翌日、三月二十九日(ユダヤ暦の一月十五日)に、エジプトの町ラメセスを出発しました。 エジプト人は、前の晩、神様に殺された長男たちの埋葬に忙しく、手が出せません。 そんな彼らをしり目に、人々はさっさと出発しました。 前の晩、イスラエルの神様は、エジプトのすべての神々を完全に打ち負かしたのです。
8. そこから紅海の真ん中を通り、三日間エタムの荒野を進んで、マラに野営しました。
9. マラの次はエリムです。 そこには、泉が十二もあり、なつめやしの木が七十本も茂っていたので、しばらくとどまりました。
38-39. そこまで来た時、祭司アロンは神様の命令でホル山に登り、山の上で息を引き取りました。 ちょうど、エジプトを出てから四十年目の七月十五日のことです。 アロンは百二十三歳でした。
40. カナン人で、ネゲブに住むアラデの王が、イスラエル人のことを耳にしたのは、この時です。 なんとカナンの国を目ざして、イスラエル人が進んで来るというのです。