3-4. 「神様は私たちに味方して、このあたりのアタロテ、ディボン、ヤゼル、ニムラ、ヘシュボン、エルアレ、セバム、ネボ、ベオンの住民をみな滅ぼされました。 ここはもともと、羊を飼うには理想的な所です。
22. 征服し終えしだい戻ってよい。 それで神様と他の部族に対する責任は果たしたのだ。 神様はヨルダン川のこちら側の土地を下さるだろう。
23. しかし、約束を破ったら、神様に罪を犯すのだから、必ず罰せられるぞ。
24. さあ、言ったとおり町を建て、羊を飼う柵を作りなさい。」
25. 「何もかもご命令どおりにいたします。
26. 子供、妻、羊、牛は、このギルアデの町に残りますが、
27. 兵役についている者は全員、おっしゃるとおり神様のために戦います。」
28. モーセはこれを承知し、エルアザル、ヨシュア、部族長たちに言いました。
29. 「ガド部族とルベン部族のうち兵役についている者が、いっしょにヨルダン川を渡り、神様のために戦う。 だから征服し終えたら、このギルアデの土地を与えてやりなさい。
30. しかし、いっしょに行こうとしなかったら、あなたがたと同じように、カナンの国の一部をやればいい。 それで我慢させるのだ。」
31. これに答えるように、ガド部族とルベン部族の者は、口をそろえて誓いました。 「神様の命令どおりにいたします。
32. 完全武装して神様に従い、カナンの国へまいります。 ただ土地だけは、ヨルダン川のこちら側の土地をいただきたいのです。」
33. そこでモーセは、エモリ人の王シホンとバシャンの王オグの領土をみな、ガド部族とルベン部族、それにヨセフの息子マナセの半部族に割り当てました。
34-36. さて、ガド部族が建てたのは次の町です。ディボン、アタロテ、アロエル、アテロテ・ショファンヤゼル、ヨグボハ、ベテ・ニムラ、ベテ・ハラン以上はみな、城壁を巡らし、羊を飼う柵のある町です。
37-38. ルベン部族が建てた町は次のとおりです。ヘシュボン、エルアレ、キルヤタイム、ネボバアル・メオン、シブマこの中の幾つかは、再建した時に名前を変えました。
39. 一方、マナセ部族のうちのマキル氏族が、ギルアデを征服し、エモリ人を追い出したので、
40. モーセはそこを彼らに与えました。
41. また、やはりマナセ部族であるヤイル氏族は、ギルアデの村を幾つも占領し、ハボテ・ヤイルと名前を変えました。
42. さらに、ノバフという男がケナテと周辺の村を攻め落とし、自分の名にちなんで、その地域をノバフと名づけました。