16. 「とんでもない。 私たちはただ、羊を飼えるように柵を作り、子供たちのために町を建ててやりたいだけです。
17. ここに残るつもりは全くありません。 ちゃんと武装し、皆の先頭に立ってカナンに攻め入ります。 ただその前に、残る家族が安全に住めるように、城壁で囲まれた町を建てさせてもらいたいのです。
18. 他の部族がそれぞれ相続地を手に入れるまでは、決して戻って来ません。
19. ヨルダン川のこちら側の土地さえいただければ、それでけっこうです。」
20. 「よくわかった。 いま言ったとおり、ちゃんと武装し、
21. 神様が敵を追い払うまで、ヨルダン川の向こう側で戦いに加わるなら、
22. 征服し終えしだい戻ってよい。 それで神様と他の部族に対する責任は果たしたのだ。 神様はヨルダン川のこちら側の土地を下さるだろう。