民数記 31:8-30 リビングバイブル (JLB)

8. ミデヤン人の五人の王、エビ、レケム、ツル、フル、レバも、あえない最期を遂げました。 あのベオルの息子バラムも、この戦いで死にました。

14. ところが、モーセは一行を見るなり、将校や指揮官をしかりつけたではありませんか。

15.  「なぜ女たちを生かしておいたのかっ。 

16. あのバラムの勧めに従って、ペオル山で偶像を拝めとそそのかしたのは、この連中だぞ。 おかげで、大ぜいの者が伝染病にかかって死んだ。 

17. 男の子と、男と寝たことのある女は生かしておくな。 

18. 女の子だけは助け、めいめいが引き取ってもかまわない。 

19. ところで、殺害に加わった者、死体にさわった者はみな、七日間は野営地に入ってはならない。 そして三日目と七日目に、自分と捕虜の身をきよめるのだ。 

20. また衣服、皮や山羊の毛や木で作った物なども全部きよめるのを忘れるな。」

21.  祭司エルアザルも兵士たちに言いました。 「神様がモーセに命じたのは、こういうことだ。 

22. 金、銀、青銅、鉄、すず、鉛など、燃えない物はみな、 

23. 火で焼ききよめ、それからきよめの水できよめる。 燃える物は水できよめるだけでかまわない。 

24. そして七日目に、衣服を洗い、身をきよめてから、野営地に戻りなさい。」

25.  神様はモーセに命じました。 

26. 「祭司エルアザルや部族長たちといっしょに、捕虜、家畜、戦利品の数を表にまとめなさい。 

27. それを、兵士と国民とに半分ずつ分けるのだ。 

28. 兵士はその中から、捕虜、牛、ろば、羊の五百分の一を、税として差し出さなければならない。 それはわたしの取り分だからだ。 

29. 祭司エルアザルがそれを受け取り、神への奉納物としてささげる。 

30. また国民も同じように、分け前の捕虜や家畜のそれぞれ二パーセントを、税として納めなければならない。 それはわたしの取り分だから、天幕で働くレビ部族に与えるのだ。」

民数記 31