4-5. 各部族から千人ずつ兵を出すのだ。」 直ちにこのとおりにされ、一万二千人が戦場に送られました。
26. 「祭司エルアザルや部族長たちといっしょに、捕虜、家畜、戦利品の数を表にまとめなさい。
27. それを、兵士と国民とに半分ずつ分けるのだ。
28. 兵士はその中から、捕虜、牛、ろば、羊の五百分の一を、税として差し出さなければならない。 それはわたしの取り分だからだ。
29. 祭司エルアザルがそれを受け取り、神への奉納物としてささげる。
30. また国民も同じように、分け前の捕虜や家畜のそれぞれ二パーセントを、税として納めなければならない。 それはわたしの取り分だから、天幕で働くレビ部族に与えるのだ。」
31. そこでモーセと祭司エルアザルは、命じられたとおりにしました。
32-35. 宝石、衣服などを除いた戦利品の総計は、羊六十七万五千頭、牛七万二千頭、ろば六万一千頭、少女三万二千人でした。
36-40. この半分が兵士の分け前です。羊三十三万七千五百頭〔うち神様にささげたのは六百七十五頭〕牛三万六千頭〔うち神様にささげたのは七十二頭〕ろば三万五百頭〔うち神様にささげたのは六十一頭〕少女一万六千人〔うちレビ部族に与えられたのは三十二人〕
41. 命令どおり、神様の取り分はみな税として、祭司エルアザルが受け取りました。
42-46. 兵士の分とは別に、国民も全く同じだけの分け前がもらえます。
47. 神様の命令どおり、その二パーセントはレビ部族のものになります。
48-49. その時、将校や指揮官たちが、モーセに申し出ました。 「兵士の数を調べたところ、出兵した者は全員無事に戻ってまいりました。
50. そこで、戦利品の中から、金製の腕飾り、腕輪、くるぶしの飾り輪、指輪、イヤリング、ネックレスなどをささげて、感謝の気持ちを表わしたいのです。 どうかこれをお納めください。 全員のいのちが守られたお礼でございます。」
51-52. モーセと祭司エルアザルは、ささげ物を受け取りましたが、全部で九千万円以上にもなりました。
53. このほかにも、兵士たちはそれぞれ戦利品を持っているのです。
54. ささげ物は、神の天幕に運び、戦勝の記念品として、たいせつに保存することになりました。