1. バラムはもう、神様がイスラエル人を祝福なさることがよくわかっていたので、これまでのように、わざわざ神様にお会いしようとはしませんでした。 その代わり、すぐさまイスラエル人の野営地を眺めに行きました。
2. 見ると、部族ごとに一まとまりになったテントの列が、平原を横切って、はるかかなたまで延びているではありませんか。その時、神様の霊がバラムに下り、
10. もう我慢できません。 あまりのことに、王はもうれつに腹を立てました。 顔は真っ青です。 怒りに身を震わせ、もうたくさんだとばかりに、どなりつけました。 「いいかげんにしろっ! おまえを呼んだのは、やつらをのろってもらうためだ。 それがどうだ。口を開けば祝福ばかりしおって。 それも一度や二度じゃない。 三度、三度もだぞ。
11. もういい、とっとと国へ帰れ。 手厚くもてなすつもりだったが、神様がじゃまするんじゃどうにもならん。」