2. 王は指図どおり、雄牛と雄羊を一頭ずつ、それぞれの祭壇の上でいけにえとしてささげました。
5. 神様は王に伝えることを教えました。
6. 戻ってみると、王はモアブの指導者全員とともに、完全に焼き尽くすいけにえのそばに立っています。
18-24. バラムはきっぱり答えました。「よろしいですか、ツィポル殿のご子息であられる王様。お聞きもらしになりませんように、よくお聞きください。神様は人間と違って、うそなどおつきになりません。神様が約束を実行なさらなかったことがあるでしょうか。その神様が、『祝福しなさい』とお命じになったのです。神様の祝福を変えることはできません。イスラエル人に悪いところはないのだから、災いに会うこともありません。神様が彼らとともにおられ、イスラエル人は彼らの王をたたえています。神様は彼らをエジプトから連れ出しました。神様はイスラエルのために野牛のように戦います。イスラエルには、のろいも魔術も通じません。 『イスラエルの神様は、なんと不思議なことをなさるのだ』とだれもが言うでしょう。彼らはライオンのように立ち上がり、獲物を食い尽くし、その血を吸い尽くすまで休もうとはしません。」
25. 「えーい、もうやめろっ! のろわないなら、せめて祝福することだけはやめてくれ!」 王はこらえきれずに叫びました。
26. 「王様、私は、神様がお告げになったことだけをお伝えすると、前に申し上げたではありませんか。」
27. 「それなら、また別の場所へ連れて行ってやろう。 そこからなら、やつらをのろってもいいと、神様は言われるかもしれない。」
28. 王はバラムを、荒野を見下ろすペオル山の頂上に連れて行きました。
29. バラムが、「祭壇を七つ築き、若い雄牛と雄羊を七頭ずついけにえにしてください」と頼むと、