6. その火の中へ、エルアザルが杉の木とヒソプの枝と赤い糸とを投げ込む。
7. それがすんだら、着物と体を洗いきよめる。 これでもう野営地に戻れるが、夕方までは汚れたままだ。
8. 雌牛を焼いた者も着物と体を洗いきよめるが、同じように夕方まで汚れたままだ。
9. それから、汚れていない者が灰を集め、野営地の外のきよめられた場所に置いて保存する。 その灰で、人々の汚れをきよめる儀式に使う水をつくるのだ。
10. 灰を集めた者も着物と体を洗いきよめるが、夕方までは、やはり汚れたままだ。 イスラエルの人々も、いっしょに住んでいる外国人もみな、永遠にこの法律を守らなければならない。
11. 人の死体にさわったら、だれでも七日間は汚れる。
12. 三日目と七日目に、赤い雌牛の灰を入れた水で体を洗えばきよめられるが、三日目にこの儀式をしないと、七日たっても、まだ汚れたままだ。
13. 死体にさわったのに、決まりどおり体を洗いきよめないのは、神の天幕を汚すのと同じことだ。 そんな不届き者は追放しなさい。 きよめの水をかけなかったので、まだ汚れたままだからだ。
14. テントの中で人が死んだ場合は、次のようになる。 そのテントに入る者も、そのとき中にいた者もみな、七日間は汚れる。
15. 人だけでなく、中にあるふたのない入れ物も汚れる。
16. また、戦争その他の理由で死んだ者の死体に野外で触れた者、骨や墓にさわった者も、七日間けがれる。