20. 祭司は相続地もなく、他の収入もない。 必要な物はみな、わたしが与えるからだ。
21. 同族のレビ部族には、神の天幕での仕事の報酬として、イスラエル中からささげられる十分の一のささげ物を与えよう。
22. これからは、祭司、レビ部族以外の者は、だれも聖所に入ってはならない。 もし入ったら、罪を犯した罰として死ぬ。
23. 聖所で働けるのはレビ部族だけだ。 その彼らも、まちがったことをすれば罰せられる。 これは永遠の定めだ。 レビ部族には相続地が与えられない。
24. その代わり、イスラエルの奉納物である十分の一のささげ物を与えよう。 レビ部族が相続する財産はそれだけで、他に相続地をもらうことはできない。」
25-26. 神様はまた、モーセに命じました。 「レビ部族には、もらう物の十分の一を、わたしに奉納物としてささげるよう命じなさい。
27. それをレビ部族の財産の十分の一とみなし、穀物の初物やぶどう酒の代わりに受け取ろう。
28-29. その場合、人々から受け取る十分の一のささげ物の中でも、いちばん良い物を選び、祭司アロンに与える。
30. それは穀物の粉やぶどう酒の代わりだ。
31. アロンとその家族は、ささげた物の残りを、家でもどこででも食べてかまわない。 神の天幕で仕事をした報酬だからだ。
32. レビ部族は、もらった物の十分の一、それもいちばん良い物を祭司にささげるなら、十分の一のささげ物を食べても罪にはならない。 しかし、それは人々の神聖なささげ物だから、特に大事に扱いなさい。 注意しないと、罰があたって死んでしまう。」