民数記 14:6-16 リビングバイブル (JLB)

6. スパイに加わったヌンの息子ヨシュアとエフネの息子カレブは、人々のあまりの情けなさに着物を引き裂き、 

7. こう訴えました。 「目の前にあるのはすばらしい国だ。 

8. それに神様が味方だ。 私たちを安全に導き、必ずその国を下さる。 『乳と蜜が流れる』、すばらしい国を下さるのだ。 

9. 神様に背くのはやめよう。人間なんか恐れるな。 神様がいっしょにおられる。 だれも神様にはかなわない。 だから、恐れることはないのだっ。」

12. もう彼らには見切りをつけた。 伝染病で滅ぼしてしまおう。 代わりにあなたから、もっと強く、もっと偉大な国民を起こそう。」

13.  しかしモーセは、必死の思いで神様に頼みました。 「ですが神様、このことを聞いたら、エジプト人は何と言うでしょう。 私たちが助け出された時、彼らは神様の力をいやと言うほど思い知ったはずです。

14. そのことは、すでにこの地の住民にも知れ渡り、彼らは、神様が私たちとともにいて、親しくしておられることを知っているのです。  昼も夜も私たちを導き守る雲の柱、火の柱が見えないはずはありません。 

15. 今イスラエル国民を一人残らず滅ぼそうものなら、どうなるでしょう。 神様のすばらしさを耳にしていた人々は、これ幸い、

16. 『なんだ、あの神は。 荒野でイスラエル人どもを養うこともできず、結局は殺してしまった。 約束の地へ連れて行く力など、初めからなかったのさ』と、ばかにするに違いありません。

民数記 14