民数記 11:19-20-33 リビングバイブル (JLB)

2. 驚いた人々が、「た、たいへんだーっ! なんとかしてくれーっ!」とわめいたので、モーセが祈ると、火はやっと消えました。 

3. その事件があってから、そこは「燃える地」と呼ばれるようになりました。 そこで、神様が人々を焼き滅ぼそうとされたからです。

6. なのに今はどうだ。 毎日毎日こんなマナばっかりじゃ、力もつきゃーしない。」

7.  マナはコエンドロの種ぐらいで、白っぽい樹脂のような色をしていました。 

8. それを拾い集め、つぶして粉にするか、臼でつくかしてから、蒸してパンを作るのです。 味は油で揚げたパンのようです。 

9. マナは夜の間に露といっしょに降りました。

19-20. それも、一日や二日じゃない。 五日、十日、二十日、いやそれ以上だ。 まる一か月も食べ続け、もう、うんざりだと音をあげるだろう。 神様がいっしょにおられるのに見向きもせず、泣いてエジプトを恋しがった罰だ。』」

21.  「ですが、神様、女や子供を除いても六十万人はおります。 その全員に一か月分の肉とは! 

22. 羊と牛を全部殺しても足りません。魚を一匹残らず捕りでもしないことには、とてもそれだけの肉は手に入りません。」

23.  「黙れっ! いつからわたしはそんなに弱くなったのか。 わたしの言うことが本当かどうか、今にわかる。」

24.  モーセは神の天幕を出て、人々に神様の約束を伝えました。 それから七十人の長老を集め、天幕の回りに立たせました。 

25. と、どうでしょう。 神様が雲に身を隠して降りて来られ、モーセと話をなさったではありませんか。 神様は、モーセに与えた霊の力を長老たちにも与えました。 すると、しばらくの間ですが、彼らはみな預言をしたのです。

26.  ところが、エルダデとメダデの二人はそのとき野営地内に残っていたのに、他の長老たちと同じように預言し始めました。 

27. そのことを、一人の若者が走って伝えに来ると、 

28. モーセが助手に選んだヌンの息子ヨシュアが、「そんなことはやめさせてください」と抗議しました。

29.  「おまえは二人のことをねたんでいるようだね。 だが、私は、イスラエル人がみな神様の霊をいただき、預言者になってくれたらどんなにいいかと思っているのだ。」 

30. こう答えると、モーセは長老たちといっしょに野営地に帰りました。

31.  さて次の日、神様が風を起こすと、それにのって海の向こうからうずらが飛んで来て、野営地の回りに落ちました。 どちらへ行っても、一日の道のりの所はうずらだらけです。 それも一メートルほどの高さに、びっしり敷き詰めたようになっているのです。 

32. 人々はその日一日では足りず、夜も、そして翌日も、うずらを捕らえては殺しました。 いちばん少ない者でも、山のように集めたほどです。 それを野営地中に広げて干しました。 

33. ところが、その肉を食べ始めると神様の罰が下り、伝染病にかかって大ぜいの者が死にました。

民数記 11