民数記 10:28-36 リビングバイブル (JLB)

28. これが、旅をする時の各部族の順番です。

29.  ある日モーセは、ミデヤン人レウエルの息子で、義理の兄弟にあたるホバブに言いました。 「いよいよ約束の国へ出発します。 どうです、いっしょに来ませんか。 決して悪いようにはしませんよ。神様のすばらしい約束があるのだから、何も心配はいりません。」

30.  「せっかくだが、国の家族のもとに帰らなければ……。」

31.  「そう言わず、どうかいっしょに来てください。 荒野の道にくわしい人がいてくれると、ほんとに助かるんです。 

32. 神様が下さるものは何でもお分けしますよ。」

33.  一行は、シナイ山を出発してから三日間、旅を続けました。 神の契約の箱が先頭です。 そうやって、休む場所を捜すのです。 

34. 出発したのは昼間で、雲が一行の前に進みました。 

35. 契約の箱がかつぎ上げられる瞬間、モーセは大声で祈りました。 「神様、立ち上がってくださいっ。 敵をみな、さんざんに追い散らしてください。」 

36.  また、休むために箱が下ろされる時は、「ああ神様っ。 イスラエル全国民のところにお戻りください」と祈りました。

民数記 10