7. おそばにいて、陛下のお話を聞けるこの方々は、なんと幸せなことでしょう。
8. 陛下の神様が、ほめたたえられますように! 神様はイスラエルをことのほか愛しておられるので、陛下のようなすばらしい王を、お立てになったに違いありませんわ。 きっと、イスラエルが、いつまでも偉大な、強い国民であることを望んでおられるのです。」
9. 女王は王に、三億円相当の金と、最高の品質を誇る大量の香油、それに無数の宝石を贈りました。
10. フラム王とソロモン王の乗組員たちは、オフィルから、金のほかに、びゃくだんの木材と宝石を運んで来ました。
11. 王はびゃくだんで、神殿と宮殿の階段を作り、また合唱隊の竪琴や琴も作りました。このように見事な楽器は、これまでユダのどこにもありませんでした。
12. ソロモン王は、シェバの女王に、もらった贈り物に見合う品物を贈り、その上、望みの物は何でも与えました。 それから、女王と家来の一行は故国へ帰って行きました。
17. また、大きな象牙の王座を作り、これに純金をかぶせました。
18. 金の足台のついたその王座には、六つの金の段がありました。 座席の両側には金のひじかけがついていて、そのわきには二頭の金のライオンが立っていました。
19. 六つの段の両わきにも、それぞれ一頭ずつ金のライオンが立っていました。 これと比べられるような王座は、世界のどこにもありませんでした。
20. 王の杯はみな純金で作られ、レバノンの森の間にある器物もすべて純金製でした。 銀は、ソロモン王の時代には、石ころ同然にみなされていたのです。
21. 王は三年に一度、フラム王の提供する船員を使って、タルシシュへ船をやり、金、銀、象牙、さる、くじゃくなどを運ばせました。
22. こうしてソロモン王は、世界中のどの王より羽振りがよくなり、また賢くなりました。
23. あらゆる国の王が、ソロモン王に会い、神様から授かった知恵のことばを聞こうと、はるばるやって来ました。