歴代志下 9:1-7 リビングバイブル (JLB)

1.  そのころ、風の便りで、ソロモン王の知恵のすばらしさを聞き知ったシェバの女王は、難問をしかけて王を試そうと、エルサレムへやって来ました。 大ぜいの家来や召使を従え、香油や金や宝石をらくだに山と積んで来ました。 

2. 王は、すべての質問に明快に答えました。 わからないことは一つもなく、何でも説き明かすことができたのです。 

3. 女王は、その知恵の深さにびっくりし、宮殿の美しさにすっかり圧倒されました。 

4. その上、食卓の料理の豪勢なこと、王に仕える家来や従者の多いことは、目をみはるばかりです。 彼らのそろいの服装、威儀を正した側近たち、王を護衛する人々を見て、息も止まりそうでした。

5.  そこで、思ったとおりをソロモン王に言いました。「国で陛下についてお聞きしたことは、みなほんとうでした。 

6. 実は、ここに来て、この目で拝見するまでは、とても信じられませんでした。 私が想像していたより、はるかにすばらしい知恵をお持ちですこと。 

7. おそばにいて、陛下のお話を聞けるこの方々は、なんと幸せなことでしょう。 

13-14. ソロモン王は毎年、三千億円相当の金を受け取りました。 そのほか、アラビヤの王たちや、年貢を納める他の国々からのものや、王の貿易商による貿易収支の黒字がありました。 

15-16. 王は、一個八千四百万円する金の大盾二百と、一個四千二百万円する金の小盾三百を作り、宮殿のレバノンの森の間に置きました。 

歴代志下 9