9. 最後の儀式が八日目にあったのち、
10. 十月八日に、王は国民を家に帰しました。 みな、神様がダビデ王とソロモン王、およびイスラエル国民にお示しになった恵みを思い、喜びと感謝にあふれて家路につきました。
11. こうしてソロモン王は、神殿と宮殿とを建て終わりました。 計画どおりすべて実現したのです。
12. ある夜、神様は夢でソロモン王に現われ、こう告げました。「わたしはおまえの祈りを聞いた。 また、わたしにいけにえをささげる場所として、この神殿を選んだ。
13. わたしが天を閉ざしたため雨が降らなくなったり、いなごの大群が穀物を食い尽くしたり、伝染病が大流行したりした場合、
14. もし、わたしの国民が、謙そんになって祈り、悪い道から離れてわたしに立ち返るなら、天からその祈りを聞き、彼らの罪を赦し、この地を元どおりにしよう。
15. この場所でのすべての祈りに耳を傾け、目を見開いていよう。
16. わたしが、この神殿を永遠のわたしの家として選び聖別したのだから、わたしの心はいつもここにある。