1-2. ソロモン王が祈り終えると、天から火が下って、いけにえを焼き尽くしてしまいました。 神様の栄光が神殿に満ちあふれたので、祭司たちは中へ入れません。
3. 国民はみな、このすばらしい光景を見て、顔を地面にすりつけるようにして神様を拝み、感謝をささげました。人々は、「神様はなんとすばらしいお方でしょう! いつも愛と恵みにあふれておられます」と大声で賛美しました。
6. 祭司たちはそれぞれの部署につき、レビ人は、ダビデ王の手作りの楽器を手にして、「神様の恵みは永遠に絶えない」と賛美しました。 祭司たちがラッパを吹く時、国民はみな起立していました。
7. 青銅の祭壇ではささげきれないほど、たくさんのいけにえがあったので、王はその日のいけにえをささげる場所として、特別に神殿の内庭をきよめました。
8. 続く七日間、イスラエル全国から集まった大群衆とともに仮庵の祭りが祝われました。 中には、はるばるレボ・ハマテや、エジプト川あたりの遠方から来た人々もいました。
9. 最後の儀式が八日目にあったのち、
10. 十月八日に、王は国民を家に帰しました。 みな、神様がダビデ王とソロモン王、およびイスラエル国民にお示しになった恵みを思い、喜びと感謝にあふれて家路につきました。
11. こうしてソロモン王は、神殿と宮殿とを建て終わりました。 計画どおりすべて実現したのです。
12. ある夜、神様は夢でソロモン王に現われ、こう告げました。「わたしはおまえの祈りを聞いた。 また、わたしにいけにえをささげる場所として、この神殿を選んだ。
13. わたしが天を閉ざしたため雨が降らなくなったり、いなごの大群が穀物を食い尽くしたり、伝染病が大流行したりした場合、
14. もし、わたしの国民が、謙そんになって祈り、悪い道から離れてわたしに立ち返るなら、天からその祈りを聞き、彼らの罪を赦し、この地を元どおりにしよう。
15. この場所でのすべての祈りに耳を傾け、目を見開いていよう。
16. わたしが、この神殿を永遠のわたしの家として選び聖別したのだから、わたしの心はいつもここにある。
17. おまえが、父ダビデのように、わたしに従うなら、